デオドラントケアというと、脇の下や口臭など体臭面に着目しがちですが、意外と服もニオイを発しています!服を着ない人はいませんよね。▶体臭はいったどこから臭う?の章にて、身の回りのにおいに人は慣れることにより「順応」するということをお伝えしましたが、身に付けている「服」に関しても同じことが言えます。
衣類の消臭対策でずいぶん違ってくることはお分かりかと思いますが、改めて「体のニオイ」と同時に「服のニオイ」もチェックしてみましょう。
もくじ
1.実は服が臭ってる?
「におい」を感じたとき、多くの人は体臭がにおっていると思われるでしょう。しかし実は服がにおっているケースが多々あります。衣類というものは、繊維の表面積の大きさからも、そもそもニオイを吸着しやすいのです。
外からも内からも臭いを吸収
衣類のニオイは、外的要因からのニオイ、そして体臭面の内側からのニオイ、両面からニオイの分子を繊維は吸収しやすいという特徴があります。
特に靴下が分かりやすいですよね。裸足で生活をしている時間が長い人は、ニオイがほとんど気にならないかと思います。
体臭は汗と皮脂を皮膚上の細菌類が分解することで発生しますが、菌のエサとなる汗や皮脂をその場に留めさせている要因は実は衣類の方にあります。服の繊維が汗を吸い取ることで、雑菌がそこで繁殖してしまいます。
足元の靴下と同様に、デリケートゾーンもニオイを発しやすい場所としてあげられますが、下着を常に身に付けているため、そして汗も出やすく毛もあり、常に繊維に接していることから蒸れとニオイを発しやすい場所といえます。裸足で過ごす方は多いかと思いますが、デリケートゾーンばかりはそうはいきませんものね。ちなみに下着は通気性に優れ、蒸れを抑えられるシルク製品がおすすめですよ。
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季節も関係するニオイ発生
汗をかく季節といば夏ですが、意外に汗のにおいが強くなるのは冬なのです。冬は衣類を重ねて保温をするため、保温=通気性がわるくなくことにより、汗が長時間皮膚に留まることになります。
汗をたくさんかく夏よりも、汗をかかない冬のほうが、アンモニアや皮質などを多く含む、濃度の高い汗ををかくために、衣類へとしみ込むニオイがますます強くなってしまう傾向になりやすいのです。
また、夏場は汗をかくので誰でも気づき、頻繁に着替えや洗濯をしたり、シャワーを浴びたりすることでケアが行き届きやすいと言えます。
冬場は逆のことが言え、お風呂へ入る頻度が減ったり、体臭を気にしなくなりがちになります。しかし、冬は汗くささがなくなる分、汗は減ったとしても皮脂の分泌量は減らないのです。ニオイが衣類の繊維にしみこんでいても、冬の冷えているときは気になりません。ニオイは気温が低いを立ちにくくなるからです。しかし、体温で温まったり、温かい部屋などに入ることにより、ニオイ物質は発散しやすくなります。
2.体臭と同時に衣類ケア
体臭と同時に衣類ケアの大切さもお分かりになられたことかと思います。冬場でも夏場と同様、きちんと体を洗ったり、衣類をまめに洗濯、クリーニングに出すことが大切ですね。
洗濯後も残る悪臭の正体
洗濯したのに何だかにおうかも!?洗ったはずのシャツに袖を通したり、タオルを使ったときなど感じたことはないでしょうか。
雑菌は、生乾きの状態でしまったり、洗濯後すぐ干さないことなどが原因で、湿気により雑菌の繁殖を増加させてしまうからです。CMなどでもよく見かけますが、抗菌・除菌を全面に出していている洗剤を選ぶのが良いですね。
ニオイの元を根こそぎ落とし衣類の手入れ習慣を身に付けるべく、次の章では衣類消臭についてのテクニックや裏ワザをお伝えしていきます。
3.【衣類の消臭対策】裏ワザ
その① においが消える洗濯方法
洗ったはずなのに、何だかこもったニオイを感じる場合は、いつもの洗濯用合成洗剤に、酸素系漂白剤をプラスすることで洗濯物のにおいが消えます。使い方は超簡単で洗濯の際に、一緒に漂白剤を入れるだけです。特に気になるシャツの襟や脇部分には直接塗布して洗濯機に入れてもOKです。
タオルやバスタタオルの嫌なニオイや、ピンクっぽい変色も落としきれなかった汚れをエサに細菌や酵母が繁殖することにより起こることなので、漂白剤をプラスすることで、ニオイと変色を防ぐことができます。
そしてなにより洗濯後は、きちんと天日干しで風を衣類に浴びせ、殺菌・除湿を行くことが大切です。
その② 皮脂汚れにはお湯洗い
特に、皮脂汚れや垢、油汚れを落としたい場合に試していただきたいのがお湯洗いです。ふだん洗濯機の水栓は開けっ放しだと思いますが、水が出る方の栓を閉め、温水がでる電源を入れ、湯が出る栓を開けて洗濯してみてください。
お湯と洗剤が合わさることで、汚れはずいぶんと落ちやすくなります。湯温は30~40℃ほどのぬるま湯が適しています。
また、お湯を使うことで、水を使った時より蒸発が早く、洗浄力を高めてくれる上に、乾燥の時間を短縮させる効果も得られます。ニオイの元となる湿り気をなくす時短にもなり、一石二鳥のうれしい効果がありますよ。
その③ 重曹ですっぱいニオイを消そう
酸っぱいニオイがするといえば、靴下でしょうか。足裏は汗腺がとても多く、汗をかきやすい場所。加えて、蒸れて雑菌がはびこりやすくニオイも発しやすいところですね。
そんな悪臭を放つ汚れ落としには、いつもの洗濯洗剤にプラスα、「重曹」を加えてみてください。重曹は正式名称「炭酸水素ナトリウム」といいます。汚れ落としで有名、キッチン周りや掃除に使え、また、パンやケーキのふくらし粉としても使えるものです。
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その④ 服についたニオイを素早く消臭するには
スーツやジャケットなど、帰宅してハンガーに吊ったけど、食事やタバコのニオイがついて臭い時があります。そんなとき、ニオイがすっかり定着してしまう前に消臭を心がけましょう。
洗濯してしまうのが一番ですが、スーツやジャケットなどすぐ洗濯できないものは、スチームアイロンの蒸気でニオイを取り除きましょう!
- ニオイのついた服をハンガーにかける
- スチームアイロンの蒸気をまんべんなく服にかける
- 自然乾燥させる
現在、T-falやPanasonicなどからハンガーにかけたままスチームアイロンできる商品が発売されていますが、服のしわを伸ばすだけでなく、衣類消臭にも使いやすい商品です。私はPanasonicのものを持っていますが、とても便利!
しかし、出張先などホテル滞在などで明日も同じ服を着なければいけないときなどには、この普通のスチームアイロンの蒸気でも衣類消臭には十分役立ちます。
その⑤ クリーニング店でのプラスα
最新の洗濯機ではドライクリーニングやウール洗いもエマールなど専用洗剤を使い、自宅の洗濯機で洗うことが出来てしまいますが、「水」を使った洗いでは、汗汚れは落ちやすいけれど脂汚れは落ちにくいです。
ドライクリーニング店では、水の代わりに、石油やガソリンの仲間である「溶剤」を使って脂汚れを溶かして洗濯する方法です。この「溶剤」を使う場合は汗汚れが落ちにくく、脂汚れはよく落ちるという性質があります。
そして、大事なスーツやコート類などクリーニングに出す際は、「汗抜き」や「ウェットクリーニング」を追加注文して、クリーニングしてもらいましょう。
その⑥ 着衣の前に衣類消臭
衣類に消臭スプレーをしておけば、少々の汗やにおいが出ても心配はいりません。衣類の消臭スプレーには、「経衣類消臭法」というコンセプトのデオドラント剤がおすすめです。これは、におい分子のプラスやマイナスに対して、反対の極性のイオン分子を衣類にスプレーしてにおいを中和するというものです。
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衣類消臭ケアNULLAヌーラは、公的機関での検査結果で消臭効果と安全性が確認されている、強力な消臭スプレーでありながら、安心して使える商品でとてもおすすめです。
スプレーして衣類を消臭剤にしてしまうことで、気になる体臭、ワキガや足臭、汗臭、加齢臭をブロックすることができるすごい消臭スプレー!
4.まとめ:体臭と同時に衣類ケア!臭いを取る裏ワザとは
- いつもの洗剤に「酸素系漂白剤」や「重曹」をプラス
- 洗濯にはすすぎまで「お湯」を使ってみる
- すぐ取りたいニオイには「スチームアイロンの蒸気」を
- クリーニングへ出す際は「汗抜き」加工も別注してみる
- お出かけ前の衣類には「経衣類消臭法」コンセプトのデオドラントスプレーを
体のデオドラントには意識が向きやすいですが「実は服の方が臭っていた」ということに着目をしてまとめてみましたが、いかがだったでしょうか。また、衣類に汗やニオイが付きやすいのは夏場ではなく冬場であることも意外だったのではないでしょうか。
衣類消臭ケアに消臭スプレーをすることで体臭を表に出さない!という新しいコンセプトの「経衣類消臭法」についても、市販で売られている布に吹き付けるスプレーとは一線を画しているNULLAヌーラのスプレーはぜひおすすめです。
また、お洗濯の際には、上記のことを取り入れて体臭と同時に衣類ケアにも気を配ってみてくださいね。