一見関係ないように思われる「ワキガ」と「耳アカ」ですが、何か因果関係はあるのでしょうか?
自分の耳垢の状態やワキ汗のポイントにつても関係をさぐっていきたいと思います。
さて、あなたの耳垢はどうでしょうか?体臭を気にしている方にもひとつの目安として、チェックしてみてください。
記事でわかること
🔶ワキガと耳垢状態の関係性
🔶ワキガおすすめデオドラント予防
もくじ
1.耳垢が湿っている特徴とは?
まず、耳掃除をするとき、あなたは耳かきを使いますか?綿棒を使いますか?
一般的に乾いた耳垢を掃除するときは耳かきを使って、カキカキした感覚が気持ち良いという意見が多いかと思います。そしてお風呂上りや、そのほかの時も綿棒のみ、と言われるの方は湿り気の多い耳垢の持ち主であることが考えられます。
一般的に湿り気を帯びたじゅくじゅくした「ジュク耳」と呼ばれたりする耳垢のことです。
入浴直後や運動の後は避けましょう!!
また、耳掃除は頻繁に行う必要はないものですが、なんだか耳の中が気持ち悪い、耳かきより綿棒を使いたくなる、毎日掃除を行っていても湿り気のある耳垢が綿棒につく方は「湿性耳垢」であることが考えられます。
2.耳垢からワキガかどうかを判断するには?
ワキガが発生するかどうかは、耳垢の質が深く関与しています。
耳垢には、湿っているタイプの「湿性耳垢」と乾いているタイプの「乾性耳垢」があり、前者のウェットタイプ「湿性耳垢」の場合はワキガを認める可能性が高いようです。
検証 ①
綿棒で耳掃除をした際、黄ばんだキャラメルが溶けたような比較的においの強い耳垢
→→→ワキガ臭が強い可能性大
検証 ②
綿棒で耳掃除をした際、ただ湿った状態になるだけで特にきついニオイはしない
→→→軽度~中度のワキガ疑い
検証 ③
綿棒より耳かきを使用することが多く、カサカサした耳垢が付着しているのみ
→→→ワキガではない
ワキガの可能性や疑いを大まかに自分の体質を判定した上でデオドラント予防を施しましょう。こちらについては下記で述べます。
3.耳垢が湿っている場合のワキガ確率
「湿性耳垢」いわゆるウェットタイプの耳垢の方は特定の部位にしか存在しない「アポクリン腺」というベタつきのある分泌物をともなう汗をかく、この汗腺が活発に働いていることが考えられます。
耳垢が湿っている状態、いわゆる「湿性耳垢」の持ち主はワキガである可能性が高いと言われていますが、耳垢が湿っているからと言って、100%ワキガであるとは断定できるものではありません。
なぜならば、耳に「アポクリン汗腺」がある方は、当然ワキの下にもあると推測できますが、「アポクリン汗腺」から分泌されるものは、ニオイの強いタイプと弱いタイプに分かれるからです。
「ワキのニオイ」と「湿性耳垢」の関係性
🔶ワキにニオイのあるワキガ体質の人、ほぼ全員にあたる98%は「湿性耳垢」の持ち主である。
🔶「湿性耳垢」の多く80%はワキにニオイがある。
🔶「乾性耳垢」でワキにニオイがある人はまれである。
どうかということは単なる一つの判断基準になりますが
すべては可能性がある、ということにとどまります
総合的に判断することも大切なのね!
「耳垢の状態」から「人種」と「遺伝」の関係性
耳垢の状態に関して、ウェットタイプの「湿性耳垢」やドライタイプの「乾性耳垢」と大きく分けて二種類あることを上記で述べてきました。
そして人種という大きなくくりで世界に目を向けてみると、白人黒人のほぼ90%以上がウェットタイプの「湿性耳垢」で、日本人では約80%以上がドライタイプの「乾性耳垢」であるとのことです。アジアでは「湿性耳垢」が少なく、欧米やアフリカでは「湿性耳垢」が多くみられる傾向があります。
そしてこの耳垢の状態は約70%以上は遺伝するものです。「湿性耳垢」の強いものはは「ワキガ」である可能性が高くなるので、同じくワキガも遺伝するとものと言えます。片親がワキガである場合は50%、両親ともワキガである場合は80%の確率で遺伝するものと言われています。
「耳垢の色」と「ワキガ」の関連性
ワキガの人の耳垢は「湿性耳垢」で黄色や茶色をしています。綿棒で耳掃除をした時の綿棒の色をチェックしてみてください。ベタつく粘着性があることも特徴的です。
しかし、これは病気ではなく、そういう体質であるということだけです。上記で述べたように、日本やアジア圏においては「乾性耳垢」が大多数ですが、欧米やアフリカではほとんどが「湿性耳垢」です。日本人の性質上、大多数に属していないと不安になる方も多いかと思いますが、念入りにデオドラント予防をすることで対策できます。以下、デオドラント予防について見ていきましょう。
4.ワキガかも!?デオドラント予防はどれがいい?
ご自身の状態を上記のように確認した上で、自分に合っているものはどのようなデオドラントタイプ?というのをみていきましょう。
サプリメント
用途の合ったサプリメントで、体内から改善をしていく。体臭という大きなくくりの中で根本的に全身から汗のニオイ改革を行うことができる。定期的に1日何錠というふうに決まった量を飲む必要がある。
おすすめデオドラントサプリは、▶ワキガ臭に>>【デオシークサプリメント 】
デオドラントクリーム
クリームバータイプも含む、密着力の高いクリームタイプは汗をかいても落ちにくい処方のものが多い。ベタつきを抑え、塗ってもサラッと快適に過ごせるものを選びましょう。
おすすめデオドラントクリームは、▶脇臭制汗に>>【ネオテクト】
デオドラントスプレー
制汗剤として一番ポピュラーなタイプ。スプレー式は使ったときの清涼感が心地よい。汗ばむ季節は、時間に応じて数回付け直すことが必須である。
おすすめデオドラントスプレーは、▶【N1us Я-m Mist ニウスアルムミスト 】
ロールオン・リキッドタイプ
これらリキッドタイプのものは密着力に優れているが、ワキに塗った際、濡れた感覚になるので、使用感の好みの分かれるところ。小さく携帯しやすいタイプが多いので持ち運びに便利。
おすすめデオドラント・ロールオンタイプは、▶ケタ違いの防臭力【デトランスα】
5.まとめ:耳垢とワキガの関係性を徹底検証
耳垢の状態から推察するワキガとの因果関係や、セルフチェックの仕方を検証してみました。湿った耳垢に心当たりのある方はワキガである可能性が高くなるということでしたが、一概には耳垢だけで判断はできません。
汗のニオイ、特にワキの下は自分でもニオイに敏感になるところですね。
紹介しましたデオドラントグッズで不快感を吹き飛ばしましょう。今回のセルフチェックの結果だけで一喜一憂することなく、特に気になってしまわれた方は専門医に相談することも得策かと思います。