【女性の加齢臭】原因とチェックポイント！今からできる対策で万全予防

加齢臭というと、おじさん臭いイメージを持たれている方が多いかと思います。私もそうでした！しかし女性にも加齢臭は存在する！なんだかこんなことを聞くのは女性としてショックですね。

男性ほどのしっかりしたニオイではないにしろ、女性ホルモンの段階的な変化で女性にも加齢臭は発生するのです。

この匂いが加齢臭？とはなかなか自分では気づきにくいものですが、知らないあいだに接する人へ不快感を与えてしまわないように、万全予防で対策を講じましょう。

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１．【女性の加齢臭】はどこからにおう？どんなにおい？

私たちの皮膚は、潤いを保つために皮脂腺から出る皮脂でおおわれています。皮脂の組成は年齢を重ねることによって変化していくものですが、中高年以降にとくに増える成分があり、それが酸化して、皮膚常在菌に分解されると「ノネナール」という物質が作り出されることが分かっています。

この「ノネナール」こそが加齢臭の実態です。そしてさらに汗やその人の体臭と混ざり合うことで、より強いニオイを発するようになります。

加齢臭＝ノネナールのにおいを例えると・・！

かおる

なんだか昔行ったおばあちゃんの家を思い出すようなニオイなのね。　こんなニオイはどこからにおってくるんだろう？

Dr. Smell

場所的には、誰にでもある皮脂腺やアポクリン汗腺が集中しているエリアだね！

２．【女性の加齢臭】は何歳から始まる？

女性ホルモンの減少とともに

女性の加齢臭が始まる年代は、「エストロゲン」という女性ホルモンが減少してくる閉経の頃が目安となります。

しかし、個人差はありますが女性ホルモンは２０代後半をピークに減少していき、３５歳くらいからは特に減少が加速すると言われています。

３．【女性の加齢臭】のチェックポイント

女性から加齢臭があらわれるのは、どのような時なのか？はたして自分で気づけるのだろうかと不安なところですが、以下のチェックポイントに当てはまるかどうかセルフチェックしてみてください。

当てはまる項目が多いと加齢臭を漂わせている可能性が高いです。

４．【女性の加齢臭】発生のメカニズム

加齢臭は男女平等にあるものですが、女性ホルモンには皮脂腺の分泌を抑える働きがあるため、皮脂から発生する加齢臭は女性の場合、閉経前より閉経後の方が強くなるといわれています。

加齢臭の原因はノネナールという物質ですが、分泌されてすぐの皮脂はにおいません。酸化したり、皮膚の常在菌が分解することによってノネナールが生成されるのです。

こうして加齢臭は発生に至る

酸化によるメカニズムは

５．【女性の加齢臭】独特のにおいと原因

皮脂分泌が盛んになる

皮脂の成分は年齢を重ねるにつれて変わってくるものですが、女性ホルモンのエストロゲンが皮脂の分泌を抑えてくれていた働きが、閉経後に減少することにより、それまで抑えられていた皮脂分泌が盛んになります。

独特のにおいは、皮脂腺から出る脂肪酸が酸化することにより雑菌が発酵してノネナールが発生し、また汗や古くなった頭皮、皮膚の老廃物が分解できなくなって発せられる腐敗臭もふくまれます。

ニオイを発生させるメカニズムは、年齢によって異なり、若い間は新陳代謝が活発なので、汗や皮膚のカスの量が多いのですが、年齢を重ねるごとに汗や皮膚のカスが減り、脂の成分が変化するのです。

Dr. Smell

独特のにおいはノネナールにあり、老廃物が分解できずに発せられる腐敗臭も含まれることにより不快なニオイへと発展してしまうんだ

抗酸化物質の働きの低下

加齢臭は老化によって引き起こされます。そして老化の大きな要因は活性酸素。

年齢が若いころは、体内の抗酸化物質の働きで体内が酸化しにくくなっていましたが、４０歳を超える頃より抗酸化物質の働きが徐々に弱まり、体内の活性酸素によって細胞や皮脂が酸化しやすくなることで、加齢臭を加速させる原因になります。

６．【女性の加齢臭】対策その① 抗酸化食品を摂る

活性酸素を撃退しよう

体内の活性酸素が加齢臭を加速させる原因であることを、上記で述べました。そこで、活性酸素の生成を抑える抗酸化食品を摂ることが加齢臭防止の１つの手となります。

抗酸化食品として、よく知られているのはビタミンCとビタミンEですが、カテキンやイソフラボン、カロテンなどのポリフェノールにも抗酸化作用があります。

下記にあげる抗酸化食品を毎日の食事に無理なく少しずつ摂り入れてみてください。

Dr.Smell

ニオイの防止だけでなく、アンチエイジング効果で、さびないからだ作りにもきっと役立つよ

一度に摂取できる食材には限りがあります、忙しい女性には上手にサプリメントを使ってみると良いですよ！

かおる

７．【女性の加齢臭】対策その② 皮脂と汗のケアで清潔を保つ

泡で加齢臭を包み込もう

加齢臭のニオイのおおもとは皮脂腺から出る脂肪酸なので、対策として体の表面の脂肪酸を取り除くのが第一です。

バスタイムでの、体の洗い方を見直してみましょう。上記であげましたニオイの発する体の部位を中心に。

もっとも加齢臭を発しやすい、耳の後ろから首筋や、洗いにくい背中の中心線などよく泡を泡だ出せてしっかりと洗ってみましょう。

頭皮を洗い出す

頭皮は皮脂を出しやすい場所です。できたら毎日シャンプーして頭皮の汚れを落としましょう。

洗髪前には髪をブラッシングすることで、髪や頭皮についた汚れを浮かすことができ、シャンプー時に髪が絡んだりすることも防げるので、洗髪前のブラッシングはおすすめです。

シャンプーでは、髪を洗うというよりは、頭皮をマッサージするように洗って、しっかりとすすぎましょう。

シャンプーが1日2回以上になることは、かえって皮脂の摂りすぎによる過剰分泌を促しかねないので、シャンプーは1日1回までとしましょう。

頭皮クレンジングで不快臭ケア

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ミョウバン水＋ドライヤーで完全に乾かそう！

ドライヤーの前に、消臭と殺菌効果に優れたお手製のミョウバンスプレーを頭皮にシュッとかけてから髪を乾かしてみてはいかがでしょう。ミョウバンは溶けると酸性になり、皮膚の雑菌を殺菌してくれます。

髪の毛の半乾きは雑菌繁殖の元となるので、しっかり根元までドライヤーで乾かしましょう。

殺菌効果やデオドラント効果のあるボディーソープや石鹸

入浴時には、石けんも見直してみましょう。殺菌効果やデオドラント効果のあるボディーソープや石鹸がおススメです。

中でも、長時間、菌の繁殖を抑制してくれる「柿タンニン」が配合されたものが一押しです！

柿タンニンには加齢臭の原因となるノネナールの消臭効果があります。柿に含まれる柿渋（柿タンニン）には、皮脂が酸化してできた成分を除去する働きがあり、また柿タンニンのポリフェノールは抗酸化作用を持っています。

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洗うときのポイントは、泡立てネットなどで、しっかりとキメ細かく泡を作って、手を使い泡を体全体に広げて洗うことです。

かおる

優しく泡で包み込むように洗いましょう！

薬用にごり石鹸でニオイ徹底洗浄

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８．【女性の加齢臭】対策その③ 運動でよい汗をかく

いい汗かいてにおいを出さない

良い汗をかくことはアンチエイジングの手助けになるとも言われています。なぜなら汗をかくことによって新陳代謝が上がり、ホルモンの分泌を促して抗酸化力が高まるからです。

また、良い汗には美肌効果も期待できます。良い汗からは良い皮脂が出て、そのふたつが皮脂膜となり、肌を守ってくれます。皮膚膜は肌の水分の蒸発を防ぐだけでなく、ウィルスの侵入を防ぐバリアの役目も果たしてくれ、肌もしっとりと保ってくれます。

日頃からの有酸素運動で汗をかくことがいちばんです。無理なく続けられることを試してみましょう。

有酸素運動の後は、お風呂でも半身浴などで汗を流すことも効果的です。

９．若年性加齢臭に要注意！

年齢が若いと、加齢臭なんてまだまだ・・と思っている方も多いかと思いますが！近頃では、若年化しつつ２０代でも加齢臭が発生する場合があります！

特に生活習慣や食生活の低下による体内の活性酸素が増加することによるものです。すなわち体内環境が年齢の割に老化していることといえなくはありません。以下のような項目に当てはまるようでしたら、自分の体をいたわる上でも気を付けてみましょう。

Dr. Smell

これらはすべて、加齢臭を発生させる元となる活性酸素の増加を促すものばかりです。摂取しすぎには十分注意をしよう！

10．まとめ：女性にも加齢臭はある？チェックポイントと対策グッズで万全予防

男女平等に起こりうるという「加齢臭」をテーマに解説してきました。知っておけば安心な加齢臭です。まだまだ自分には先のことと、考えがちかもしれませんが、生活習慣や食生活によっては、若年性加齢臭も起こりえることなので、ボディケアの一環として気をつけたいことばかりでしたね。

いつまでも女子といして良い香りに包まれていたいものです。すえたニオイはシャットアウト！していつまでも若々しさと美しさをキープすべく、対処していきましょう。